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郵政復古と郵政改革の綱引き

鳩山サンにとって亀井サンの役割は、小沢サン対策と受け止める。小沢サンの豪腕暴走をけん制し、抑える役割だ。その副作用として、亀井サンの郵政復古を覚悟したわけだ。

鳩山サン的には、郵政の民営化の方向としても、小泉路線では激し過ぎる、という中庸路線なのだろう。TVで「郵政"改革"担当相」と報じられているのを見て笑った。それを言うなら「郵政復古担当相」だろうが、鳩山サンなりにけん制したのだろう。

それにしても鳩山サンの意を汲んだ所轄大臣(総務相)がいる一方で、郵政復古させたい人が郵政担当相というのはネジれている。亀井サンは、どのみち参院選の前後で政権支持率の脚を引っ張っているという名目で、更迭のみならず国民新党の連立離脱を含めて斬られるだろう。小沢サンは「誰とでも寝る」男だが、誰とも心中しない男だ。亀井サンにしてみれば、だからこそ既成事実化を焦っているのだろうが、原口サンが体を張ってタックルしているようなものだと思う。


<郵政事業>早くも不協和音 原口総務相と亀井担当相
2009年9月18日 13時04分 ( 2009年9月18日 18時54分更新 )

 日本郵政の経営形態の見直しを巡り、亀井静香金融・郵政担当相が18日の閣議後会見で、原口一博総務相が17日夜に出演したテレビ番組で示した見直し案に対し「担当大臣は私。あの方の個人的な意見だ」と不満を漏らす一幕があった。原口総務相もこれまで「新しい郵政事業の改革法案を(亀井担当相と)協力しながら出す」と話してきたが、連立政権発足3日目にして早くも不協和音が響いた。
 原口総務相は17日夜のテレビ朝日の報道番組で、郵便局の全国網を維持するため「持ち株会社と郵便局会社、郵便事業会社を一緒にする」との見直し案を明らかにした。
 しかし、国民新党内では、ゆうちょ銀行とかんぽ生命の2社も含めて一つの会社に統合する考えも根強く、亀井担当相は「(郵政民営化見直しは、原口総務相の)主管事業ではなく、絵を描く立場でもない。もちろん相談はするが、責任は私にある。そういう意味では白紙」と反発。一方、原口総務相は18日の閣議後会見で「一つの例です」と繰り返し、火消しに追われた。【望月麻紀】

# by darkmind628 | 2009-09-19 07:54  

小泉サンは、宣言通りに自民党をブッ壊した。

かつて小泉サンは「自民党をブッ壊す」と宣言し、郵政民営化を踏み絵にして一部の典型的な自民党の「政治屋」を追い出した。

しかし、小泉サンの悲願だった郵政民営化は、郵政復古を悲願とする国民新党の連立参加によって、骨抜きにされ、いずれ元の郵政事業に戻って行くのだろう。

そもそも、国民新党自体は親分である綿貫サンが討ち死にして政界引退し、諸派レベルの弱小勢力であるわけで、郵政復古など国民から全く支持されていないハズだが、連立に参加して民主党の旧社会党勢力と結託し、事実上の郵政復古を連立合意にした。友愛を是とする鳩山サンだから、選挙協力してくれた社民・国民を用済みと斬るわけに行かなかったのだろう。そういう汚れ役は小沢サンが得意とするところである。しばらく増長させておいて、世論の動向を見ながら参院選の前後にブッた斬るのだろうと思う。

今の調子で行けば、日本は国際社会でナメられ、ボッたくられて、どうしようもなくなるだろう。サッカーW杯と外交の現実は、結果と国益だけを争う戦争だ。青臭い理念は、現実の力関係と取り引きに勝利を収めてから、戦勝者が後づけで語る「決めセリフ」に過ぎないものだ。お互いに何手も先を読み合い、非常に高度に洗練され、緊張を極めた国際社会の場において、世間知らずな「うらなり野郎」が覚悟の乏しい現実離れした書生論を語り出したら、シラけた嘲笑と共にコケにされるだろう。

とにかく、小泉郵政選挙で民意を問い、2/3以上の議席で圧勝して郵政民営化を断行したにもかかわらず、郵政復古するというわけだ。少数派の意見が汲まれる点では、これぞ民主政治なのかも知れない。それにしても、郵政ファミリーはしたたかだ。

そういう意味で、小泉サンの悲願はダメになった。

しかし、「自民党をブッ壊す」という極めて明快な公約は、ほぼ達成の見通しがついた。この一点において、小泉サンの功績は永遠に賞賛されるべきだと思う。

「壊した後にどうするの?」というインテリにありがちな批判はクソ食らえである。そういう物言いは、当事者としての意識も能力も全くない事を表明しているようなものだ。あれだけの強大な勢力と組織、癒着の構造を改革するのに、一人で先々の構想まで現実的に出来るワケがない。いったい、誰が出来ると言うのだ?浅薄な批判をしたり顔で言う連中の中にいるのか?絶対ムリだと思う。やれるものなら立候補してやってみろと言いたい。

本気で山を動かそうとしたら、壊した後に希望の芽が残るようにしておくだけで十分である。そう言うと、「小泉チルドレンは全滅じゃん?」と突っ込む人が現れるだろうが、そんな狭量な見方では話にならない。小泉サンは選挙前に「自民党の下野も悪くない」と言ったが、全て折り込み済みなのだと確信した。希望の芽を自民党だけでなく、民主党の一部の者にも託しているのだろう。こういう度量があるから小泉サンは「政治家」だと思うのだ。

あとは、生き残った旧い自民党の政治屋連中を抽出して、それらと一線を画する自民党議員を軸に自民党が再生するのか、あるいは今後の民主党の自己矛盾と崩壊を機会に政界再編するのか、そうなることが今後の関心事だ。

いずれにせよ、我々は今後の選挙を通じて、旧い自民党の政治屋を徹底的に政界から追い出すべきだ。ただし、それは自民党だけでなく、民主党に体よく鞍替えした政治屋連中も同様である。

あと、旧い自民党の政治屋の「地盤(支持勢力)」と「鞄(特に支持勢力の政治資金)」を受け継ぐ新人の参入は絶対に阻止すべきだ。二世議員の規制は、問題の本質を矮小化させる。
いくら規制しても無駄である以上、こういう新人を当選させない仕組みが必要だ。

例えば、衆院選と併せて最高裁判事の信任投票を行うが、国政選挙はもとより、全ての選挙において、同じ1票を、「この人を当選させるための1票」だけでなく、同じ1票を「この人だけはダメ」という不信任も出来るようにすべきと思う。

すなわち、候補者は得票数から不信任の票数を引いた数を最終的な得票数にさせるのだ。

地盤による組織票を持つ候補者を絶対に支持したくないが、かといって積極的に支持したくなるような対立候補がいない場合はあると思う。例えば、恥知らずな不祥事を起こしておきながら、根強い組織票を得て「みそぎは終わった」と言って居続けるような議員である。

ちなみに小泉サンがニヤけた親バカ丸出しで「息子をヨロシク」みたいに言ったのが二世議員の逆風につながったが、小泉サンは、敢えて逆風を吹かせて息子にハンディキャップを負わせたのだと思う。これぞ見識だと思う。息子の応援演説があったら派手に報道されるだろうが、そういう報道は見ていない。恐らく息子に対して極めて冷淡な対応だったのだろう。

その後の報道で、355万円の政治資金のうち350万円が小泉サンに依存していたということだが、「99%をオヤジに依存」という扇情的な見出しは「親バカ・甘ったれ息子」という結論ありきだ。少なくとも千万単位のカネが要るであろうに、元首相の政治資金団体から350万の差し入れというのは、厳しさと愛情のある親心と受け止めるべきだ。それを言ったら、鳩山兄弟には代々引き継がれた莫大な資産から、億単位の政治資金が差し入れられているというじゃないか?小泉Jr.が地道に辻立ちしていたのは、単なる演出でなく、実際そうせざるを得ない状況だったはずだ。

それはさて置き、今さら小泉サン自身は何とも思ってないだろうが、敢えて小泉サンが失望していたとすれば、安倍サンの失政だったと思う。まさか、安倍サンがあれほどのボケたボンボンだとは思っていなかっただろう。

郵政選挙で2/3を取った時点で、安倍サンは、55年体制以来、親子3代の悲願だった憲法改正の好機到来と考え、「美しいニッポン」などと浮ついたキャッチコピーで始めてしまった。小泉サンが郵政民営化と旧態依然とした自民党の構造を壊すために質した民意が2/3だったわけで、安倍サンや憲法改正に対する民意ではなかったのだ。

あの時点で小泉改革で干上がった人への応急処置と建設的なセイフティネット策に集中すべきだった。そうすれば、年金問題もセイフティネット策に取り込んで国民の神経を逆撫でしないで済んだし、その後の世界不況の影響で路頭に迷った人達が小泉改革の被害者のように喧伝されたり、民主党にツケ込むスキも与えずに済んだ。

年金対応や万全のセイフティネットに加えて、環境対応を踏まえた産業振興策と国際社会でのリーダーシップに踏み込んだ上で、「誇りの持てるニッポン」とでも標榜して参院で民意を問えば、状況は違っていたと思う。

坊ちゃん育ちのボンボンが年金問題の現実に向き合えぬまま、右寄りで浮ついた事を言うからドン引きになったのだ。そういう意味で、日本再生の好機を逃した戦後最悪の総理は安倍サンだったと言いたい。

こういう人がいるから、坊ちゃん育ちのボンボンが十把一絡げで馬鹿にされるのだ。


収入の99%は元首相に依存 小泉進次郎氏の後援団体
2009年9月18日 20時02分 ( 2009年9月18日 20時13分更新 )

 衆院選神奈川11区で初当選した小泉進次郎氏(28)を後援する政治団体「小泉進次郎同志会」の収入の約99%が父親の小泉純一郎元首相の資金管理団体からの寄付だったことが、神奈川県選挙管理委員会が18日に公表した08年政治資金収支報告書から分かった。小泉進次郎同志会は08年10月に設立。08年の収入355万円のうち、350万円は小泉元首相の資金管理団体「東泉会」からの寄付で残りの5万円は個人献金。


<麻生内閣>総辞職…7番目の短命内閣
2009年9月16日 09時46分 ( 2009年9月16日 13時29分更新 )

 麻生内閣は16日午前、首相官邸で臨時閣議を開いて総辞職した。その後、記者会見した麻生太郎首相は「1年という短い期間だったが、全力を尽くした」と退任の言葉を述べた。同日発足する鳩山新政権に対しては「テロや海賊(対策)など、国際情勢に的確に対応してほしい。大いに期待している」とエールを送った。
 会見に先立ち、首相は閣議で「自分の足らざるところを補ってもらい、内閣としての使命を共に果たすことができた」と、全閣僚に感謝の言葉を述べた。
 昨年9月24日に就任した麻生首相の在任期間は358日で、現憲法下では、片山哲内閣の292日に次いで7番目の短命内閣となった。99年から続いていた自民、公明両党の連立政権にも幕が下ろされた。
 内閣総辞職と同時に麻生首相は自民党総裁も辞任した。麻生首相は16日午後、職員に見送られて首相官邸を後にした。【坂口裕彦】

# by darkmind628 | 2009-09-16 19:22  

素晴らしい結果。

民主党と自民党の良し悪しは、どうでも良い。どちらが与党だろうがダメだと思う。

だが、「旧い自民党」を根強く支配して来た「政治屋」議員たちが落選したのは健全で素晴らしい結果と感じた。このまま政界引退して欲しいものだ。特に印象的な人は

海部俊樹:
首相時代からKYな印象だった。政界引退でも、負けて引退するのでは晩節を汚す。そもそも出馬したこと自体が情けない。「お人好し」でいる内に、地盤を引き継ぐ後継者の育成さえ間に合わなかったのだろう。

堀内光雄:
保守王国・山梨で最後の自民党政治屋が落選したのは象徴的だ。世の中をナメ過ぎた。

山崎拓:
世の中からズレ過ぎた。もはや役に立たない。北朝鮮の口利き役といっても実効が無い。地元から政界引退の引導を渡されたと受け止めて欲しいものだ。

中川昭一:
オボッチャマ政治屋は、根本的に世間をナメているのが致命的だ。落選しても、なお民主党の政策批判と将来の危惧を語り、暗に自分を支持しない有権者が悪いような上から目線の物言いだった。いかに正論を主張しようとも、それ以前に自身の不徳に向き合わない不遜な態度が致命傷である。強力な地盤があるだろう地元から、ここまで嫌われたのが有意義だ。

赤城徳彦:
典型的な農水族議員で、しかもオボッチャマ政治屋で、世間をナメていた。民主党が良いわけでなく、こういうヤツがイヤなのだ。そして、こういうヤツが集まるから自民党が腐って負けたのだ。


赤城元農相が敗北 ばんそうこう問題も響く
2009年8月30日 23時23分

 自民党の赤城徳彦元農相は茨城1区で、民主党新人の福島伸享氏に敗れた。ばんそうこうや政治資金の問題で2年前に農相を事実上更迭後、地元でおわび行脚を重ねたが、祖父宗徳氏から受け継いだ地盤を維持できなかった。過去2回、赤城氏に5万票以上の差をつけられた福島氏は農村部を自転車などで回り、浸透を図った。赤城氏は公明党の推薦を受けたが、ばんそうこうの影響もあり、保守層も固めきれなかった。


<衆院選>自民 首相経験者や党幹部ら「大物」相次いで落選
2009年8月31日 00時17分 ( 2009年8月31日 02時05分更新 )

 首相経験者、党幹部、派閥領袖ら自公両党の「大物候補」が相次いで落選した。愛知9区では、17回目の当選を目指した海部俊樹元首相が民主前職を相手に敗北。首相経験者が退任後の衆院選で落選したのは片山哲、石橋湛山の両元首相が落選した1963年の衆院選以来46年ぶりで、海部氏は政界引退の意向を表明した。公明党は太田昭宏代表(東京12区)、北側一雄幹事長(大阪16区)らが落選した。
 また、自民党では笹川尭総務会長(群馬2区)が落選した。現職党三役の落選は、96年衆院選の塩川正十郎総務会長(当時)以来13年ぶり。閣僚経験者では、堀内光雄元通産相(山梨2区)らが議席を無くした。
 派閥領袖・幹部クラスでは、山崎派会長の山崎拓自民党前副総裁と、飲酒問題で財務・金融担当相を辞任した中川昭一氏(北海道11区)が落選した。また、町村派会長の町村信孝前官房長官(北海道5区)、伊吹派会長の伊吹文明元財務相、中川秀直同党元幹事長(広島4区)、小池百合子元防衛相(東京10区)は小選挙区で落選したが、それぞれ比例代表で復活当選した。

# by darkmind628 | 2009-08-31 06:55  

政治家でなく、政治屋稼業に過ぎない夫婦。

彼らがいかなる言葉を尽くそうとも、結局は金権政治の元凶である故・田中角栄が築いた地盤・看板・カバンを引き継いだだけの「政治屋」という誹りは免れない。

元々、田中真紀子が外務大臣の時に外務省を機能不全にさせて、小泉内閣の足を引っ張った実務能力の欠如には呆れていた。しかも、政局ではいつも勝ち馬にホイホイ乗り換える腰の軽さ、そして、当事者意識や責任感を全く感じさせない、政敵に対するネガティブキャンペーン的な誹謗中傷のコメントや演説・・・という印象だけであり、国政に対して何をしたいのか全く伝わって来ない。結局は田中角栄と同じ政治屋ビジネスモデルを踏襲していて、地元への利益誘導しか無いのだろうと思う。それなら、田中真紀子は県知事を目指すべきだ。


<衆院選>民主公認で田中真紀子氏出馬へ、夫直紀氏も入党
2009年8月15日 02時30分

 衆院新潟5区の前職で元外相の田中真紀子氏が30日投票の衆院選に民主党公認で立候補することが分かった。昨年10月に自民党を離党した夫の田中直紀参院議員も民主党に入党する。同党の鳩山由紀夫代表が15日に新潟県長岡市を訪れ、両氏とともに発表する。
 真紀子氏は03年に自民党を離党し、同年と05年の衆院選は無所属で当選。国会では民主党の会派に所属するが、入党はしていなかった。直紀氏は「衆院選で真紀子氏らを応援するため」として離党した。【山田夢留、岡田英】

# by darkmind628 | 2009-08-15 12:45  

自民党の分裂、そして政界再編の予感。

もはや、総選挙の結果に興味は無い。参院とのネジレが解消して何も決められない状態が続くよりは、ずっとマシだ。小泉サンは「自民党をブッ壊す」と言って政権に就いたが、ついに表立った崩壊と分裂が始まる。

一方、民主党を中心とする次の与党が一貫した骨太な政策を打ち出すとは思えない。すでに庶民に対して八方美人になり過ぎである。政権に就いてから何をやろうが失望されるだろう。

何度も述べて来たが、民主党はイデオロギーが異なる政治屋の寄り合い所帯であり、選挙の互助組合に過ぎない。だから、現実の政策に向き合うほど、出身母体の立場の違いから民主党自体が自己矛盾に陥る。

しかも社民党や国民新党と連立するという話もある。

社民党は、かつて北朝鮮の接待旅行を受けて、往年の党首が先頭に立ってパチンコのキャンペーンを行い、拉致被害者の陳情を無視し、北朝鮮の拉致は無いと公式に言い切った経緯がある政党である。社会的弱者・労働者の味方と言いながら、主な政党で党職員をリストラ解雇した事がある唯一の政党である。

国民新党は、小泉サンに踏み絵を踏まされた時に、自民党を離党してまで郵政を守ろうとした守旧勢力であり、すなわち国費を食い物にする政治屋である。彼らの耳心地の良い言葉は、悪魔の囁きに過ぎない。

ただでさえ寄り合い所帯の民主党が、北朝鮮の名代である社民党や、郵政復古をめざす国民新党と組んで、いったい何が出来るというのか?

それでも、今の延長線上よりはマシであるから、民主党が政権をとるのは次に進むための手順として必要である。

その先にあるのは、政界再編しか考えられない。すなわち、自民党と民主党の有志が再編することだ。対立軸は、「社会保障費の原資を稼ぐ現役世代」と「社会保障費を食い物にしている高齢者」である。

高齢者に恨みは無いが、少なからぬ高齢者は今の日本を食い物にしている。過去に尊敬に値する必死の努力はあったかも知れないが、尊敬に値する人格に自らを高めず、「生きるのに必死」という言い逃れをしながら、結局は自分の都合しか考えず身勝手な振る舞いを重ねて来た。だから、そういう親や先輩、上司を見て来た後の世代のモラルが崩壊して行ったのだ。もちろん誠実に生きながら不幸な境遇に陥った弱者もいるだろうが、いつの世も社会の現実だ。

このような社会保障費を食い物にする高齢者が持つ莫大な資産は剥奪されるべきで、現役世代に再配分する一方、社会保障費をカットする。人生はパープレイであるべきだ。黒字で勝ち逃げをする者がいるなら、そういう者の分だけ誰かが勝ち逃げた連中のツケを払わされるのだ。それは、人間関係の機知が乏しく、物事に醒めて社会に向き合えない若い人達である。勝ち逃げする年寄りが多い一方、ツケを払わされる若い衆が少数であるのは絶望的だ。

いずれにせよ、いつの世も普遍的な真理は、「働かざる者、食うべからず」である。


<毎日世論調査>民主56%、自民23% 衆院選勝利望む党
2009年7月20日 00時35分 ( 2009年7月20日 02時21分更新 )

 毎日新聞は18、19日、全国世論調査を実施した。次期衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかを尋ねた質問では、民主党との回答が56%と前回調査(6月13、14日)より3ポイント増え、自民党の23%(前回比4ポイント減)を大きく引き離した。政党支持率は民主が36%(前回比2ポイント増)で過去最高を更新し、自民は18%(同2ポイント減)で昨年9月の麻生政権発足以来、最低に落ち込んだ。12日投票の東京都議選で大勝した民主党が全国的に勢いを増している状況が鮮明になった。
 麻生内閣の支持率は17%で前回比2ポイント下落。不支持率は7ポイント増の67%だった。2月の調査で11%まで落ちた支持率は、3月の小沢一郎民主党前代表の秘書による違法献金事件摘発を機に上昇したが、鳩山由紀夫民主党代表の就任後に下落に転じ前回調査から20%台を割り込んでいる。
 麻生太郎首相と鳩山代表のどちらが首相にふさわしいかの質問では、鳩山代表が28%(前回比4ポイント減)で麻生首相の11%(同4ポイント減)を上回り「どちらもふさわしくない」が57%(同11ポイント増)と半数を超えた。鳩山氏については献金虚偽記載問題で「説明責任を果たしていない」との回答が75%を占め、この問題の対応が鳩山氏への期待を減らしたとみられる。
 今、衆院選が実施されたら比例代表でどの政党に投票するかも質問した。民主党との回答が45%で、自民党の18%を大きく上回ってトップ。同じ質問をした3月の調査から民主党が17ポイント増えたのに対し、自民党は2ポイント減。
 ほかの政党の支持率は公明党5%▽共産党4%▽社民党1%▽国民新党1%▽支持政党なし32%――などだった。【坂口裕彦】

# by darkmind628 | 2009-07-20 13:26