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小泉サンは、後継者に民主党も考えている?

小泉サンが前原サンに代表質問の答弁でエールを送ったり、予算委で前原サンの提案を頭ごなしに否定せず、民主党の合理的なアイデアを取り入れようという姿勢を取るのは、小泉サンの視点が自民党の党利でなく、国が抱える問題の解決に一途であるからだ・・・、と素直に受け止められる。
そりゃぁ、小泉サンが後継総裁に前原サンを指名するはずもなく、「自民党と競って実力で政権を奪い取れ」、ということだが、少なくとも民主党が自民党と拮抗する政策立案能力と実行力のある党にならないと、この先、健全な政治が出来ない・・・、と誰よりも心配しているのは小泉サン自身じゃないだろうか。
ポスト小泉をめぐって、小泉サンは自民党内の人材を競わせようとしているが、野心を抱いた候補の人たちがお互いになれ合って談合人事のようなことでも画策したら、たちまち民主党に政権が移ってしまう。小泉サンが前原サンの突っ込みから逃げずに、自民党にとって一見、不利な答弁をすることも、そのような緊張感を持たせることで、政治の健全化を置き土産にしようと考えているように思えてならない。
もちろん、「単に当面の選挙が無いから出来ることだろ?」という突っ込みを想定するし、実際そうだと思うが、だったとしてもオレの印象は変わらない。

Excite エキサイト : 政治ニュース

by darkmind628 | 2005-10-01 18:23  

<< 別にいいじゃん? そうやって甘えてたら民営化されるぞ。 >>