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ズレてる医師会。

国家財政が破綻しそうな局面で、国を愛する気持ちがあるなら財政破綻の主要因である医療費を圧縮させるために何をすべきか考えるべき。それなのに、政治力を使って既得権益を護るどころか増強させて、もっと医療費を増やそうとする医師会。
「これじゃ医者は食って行けない!」だと?お医者さんの所得と金銭感覚はどうなってるの?お医者サンと言ってもタダ働きの研修医から儲け主義の開業医までピンキリだと思うけど、やっぱ「お医者サン=カネ持ち」だよね?で、それを護る政治力と相まって特権階級化してる印象があるよ。
「医者は急患や当直対応を思えば年中無休の24時間営業みたいなもので、たとえ診察していなくても、学会や専門医の研修会で土日もなく常に勉強している。所得を365日×24時間で割って時給を計算すれば、医者は決して割高な所得じゃない。定時と定休日のある呑気なサラリーマンと一緒にされては困る。」という医者の主張もあるだろう。
しかし、不真面目なわりに所得が高い、ボッタクリ系のお医者サンがいるのも事実だと思う。そして、そんな医者を医者仲間で政治的に保護しているように思えるから、国民感情を逆撫でするのだ。
こういう汚い医者を粛清して、不真面目な医者が食えなくなるような仕組みにしたうえで政治的な要望を出さない限り、国民の共感は得られないと思うし、これまで通りでは、今後、医師会が議員を送り込みたくても当選できなくなるのではないだろうか?


<日医会長選>唐沢氏当選 激戦でしこり、前途は果たして… [ 04月01日 22時23分 ]
Excite エキサイト : 政治ニュース

 1日の日本医師会(日医)会長選で「自民党との関係修復」を訴えた東京都医師会長、唐沢祥人氏(63)が、現職で2期目を目指した植松治雄氏(74)を46票差で振り切った。与党との対話に消極的とされた植松氏に会員が危機感を抱き、唐沢氏支持に流れたとみられる。ただ、激しい選挙を繰り広げてきたしこりが残るのは確実。小泉改革路線を継続している自民党内には「(関係修復後によるメリットを期待されても)ない袖はふれない」との困惑もあり、唐沢執行部の前途は決して明るくない。
 植松体制に大きな陰りが生じたのは、昨年の衆院選。郵政民営化反対派を推すため「自主投票」の道を選んだが、結果的に小泉純一郎首相ににらまれるハメになった。06年度の診療報酬改定が過去最大幅の3・16%減となるなど「日医の要求が通らないのは、植松執行部になって政府・与党とのパイプが切れたため」と感じる会員も少なくない。
 こうした点を突いたのが唐沢氏だ。植松氏の対応を「政局判断ミス」と批判し、日医丸抱えの比例代表選出参院議員、武見敬三、西島英利両氏も唐沢氏支援を表明した。これに対し植松氏は、都道府県の医師連盟に武見、西島両氏の「出入り禁止通達」を出すなど唐沢、植松両氏の対立はエスカレートする一方だった。
 選挙結果は、唐沢氏198票、植松氏152票。大差はつかなかった。植松氏は大阪府医師会出身で、大票田の近畿ブロックを押さえているほか、会長を1期(2年)で交代するのは異例、との思いが会員間にあったとみられる。
 「熾烈(しれつ)を極めたが、どちらも目指す頂は同じ。しこりを残すのは許されない」。投票直前、接戦を予想する複数の代議員がこんな動議を提出する場面もあった。しかし、出席者からは「ここまでこじれたら、融和は難しい」との声が漏れた。
 「復縁」を迫られる自民党も、必ずしも歓迎一色ではない。医療費が膨張し続ける中、高度成長期のように、日医の要求を自在にのめる時代ではないからだ。
 次期参院選を控え、日医は全国の医師会に「武見氏支援」を要請することになるが、いったんもつれた糸は容易にほどけようもない。【吉田啓志】

by darkmind628 | 2006-04-04 15:27  

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