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民主党は「偽メール騒動」の二の舞か?

額賀サンに対するツッコミが「ガセネタ」だったら、民主党は偽メール騒動の二の舞であり、致命的なダメージを受ける気がする。そこで自民党が「出会い頭」解散を仕掛けるということか。

オレが言うまでも無く、今後たとえ世論調査で給油活動の件が支持されたとしても、衆院の強行再可決をしてから解散したら、強行採決自体を嫌気されて世論の支持を失い、衆院も与野党逆転するだろう。

民主党の稚拙なチョンボで世論の民主党支持を失うタイミングで「出会い頭」選挙を行い、与党で過半数を取れば、「民意を得た」ということで堂々と給油活動の件を強行採決するだろう。それが自民党にとって都合の良いシナリオだ。

防衛省予算を食い物にする連中は粛々と裁かれれば良いが、そういう問題や表面的なイメージと政権選択は別だ。オレは国の財政構造改革路線の伸展が最重要関心事だが、それと共に「自衛隊の国際活動をどう判断するのか?」という事が問われる選挙になると思う。

小沢民主党にとって錦の御旗は「国連承認」だが、オレは小沢サンの言い分を「国連承認さえあれば、国連軍として積極的に自衛隊が最前線の戦闘に加わり、血を流すのが国際貢献の本筋」と解釈している。自民党案に反対しているから、一見、民主党は穏健な立場なのだろうという印象を与えるが、少なくとも小沢サンは「筋論のためには血を流せ」と言っている。そういう意味で、内部的に収拾のつかない矛盾を抱える民主党が自民党案へ頑なに反対するのは、単なる政権奪取だけを目的とする国民不在の党利に過ぎないと受け止めている。オレは、そういう民主党を衆愚政治と断じる。

一方、玉虫色の憲法解釈をして、アメリカの子分に徹することで、実態として「血を流すリスクを極力、避け」、その上で「国際的(ってかアメリカ)に評価される、実のある貢献」をするのが今までの政府のやり方だ。明快な筋論は小気味良く耳心地が良いので、ついつい賛成したくなるものだが、これまで日本政府がとってきた煮え切らない対応は情けなくて不愉快であるし、挙句の果てに「傲慢なアメリカの言いなり」という状況には、独立国家の国民として誇りが持てない。そういう意味で、これまでの政府の対応は世間ウケが悪かったと思う。

だが、オレは今までの対応が「国際的な非難を浴びない程度の義理」を果たし、「血を流さずに済む」ことを両立させる、最も現実的な方策に思えてならない。小泉流のオーバーアクションで親米姿勢を取って来たが、アメリカに作ってもらった平和憲法だからこそ、それを楯にアメリカへ「ここまでしか出来ません」と言えるので、ちょっと踏み込んだ後方支援だけでも感謝されたのだ。

なお、安倍政権は「玉虫色の憲法解釈」を改憲でハッキリさせた上で、国連承認云々に関わらず自国の意思で参加を決めようとするものだったと理解している。「美しい国、日本」というコピーで誇りを持って精神的に自立できればカッコ良いが、オレを含め「平和ボケ」した「お上意識の依存心」が強い日本国民には、幕末の黒船や戦後のGHQ支配といった外圧なくして、自ら改憲を決断する意識など、未来永劫に生まれないだろう、と思う。その良し悪しがどうあれ、それが日本国民の現実じゃないのか?

国民の全てが物心共々自立して、横並び意識を捨て、隣の庭を見たり他人の評判に一喜一憂しないで、他国との位置づけを気にすることもなく、自身に対して物心共々自信を持ち、見ず知らずの隣人に心の底から慈愛の念を持てる国民性になったとき、初めて改憲の是非を判断するだけの土壌が出来るのではないのか。

だが、それは蜃気楼みたいな幻影だ。国民の全てが、そんなに「おっとり」して「まったり」出来るということは、即ち国力も「おっとり」「まったり」した状態であることを示す。もっとも、日本が中東諸国の石油シェアを脅かす大産油国になり、国内全ての石油需要を自給できるようになれば話は別だ。だが、その可能性は期待できそうにない。ということで、「まったり」した小国に国際貢献をする余力があろうはずもない。バチカン市国に派兵のオファーが来るだろうか?KY的「お坊ちゃま総理」の浅読みが虚しくてならない。

いずれにせよ、小沢サンのように筋論を振りかざしながら、自らは戦場の現場で働かずに済むような年寄りや為政者から、「血を流せ」と言われたくない。


「証人を明らかにせよ」 額賀財務相が民主党批判 [ 11月23日 18時14分 ] 共同通信

 額賀財務相は23日、石川県小松市で会見し、民主党が追及している防衛商社「山田洋行」元専務との宴席問題について「民主党の質問は推測に基づくもの。証人を具体的に明らかにすべきだ」と厳しく批判した。その上で「その後の調べでその会合に誰が出ていたか知っている」と語り、あらためて自身の宴席出席を否定。「私的な日程までオープンにしている。事実に基づいて質問するのが責任ではないか」と指摘。


<額賀財務相>民主追及を「国会の品性欠く」と批判 [ 11月23日 20時44分 ]

 額賀福志郎財務相は23日、地方視察で訪れた石川県小松市で記者会見し、防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者=業務上横領容疑などで逮捕=らと宴席に同席したとされる問題を巡る民主党の追及に対し「(民主党側が言っている)証人が誰であるか、(宴席の)座席表がどうなっているかを明らかにして質問するのが国会議員の責任ではないか。国会の品性を欠くものだ」と強い口調で反論した。
 額賀財務相は22日の参院財政金融委員会のやりとりについて「(民主党側の)質問内容は推測に基づくもの。私はあえて潔白を証明するために自分のスケジュールや勉強会の参加者の実名を公開した」と話した。さらに委員会終了後、福田康夫首相に電話で内容を報告し、首相は「よく分かった」という趣旨の返答をしたと説明した。【高橋慶浩】


<小沢民主党代表>「出会い頭」の解散も [ 11月25日 18時31分 ]

 民主党の小沢一郎代表は25日、大津市内で記者会見し、衆院解散・総選挙について「今の状況は必ずしも政府・与党に有利ではないと思われているが、何が起きるかわからない。ひょんなことで出合い頭(の解散)ということもある」と述べ、衆院解散・総選挙に向けた準備を急ぐことを改めて強調した。
 また、額賀福志郎財務相が防衛専門商社「山田洋行」元専務らとの宴席に同席したとの民主党の指摘を、額賀氏が否定していることについて「(証言者など)具体的なことも分かって追及していると思う。確実な情報を得てのことだ」と述べ、今後もこの問題で額賀氏を追及する考えを示した。【渡辺創】


額賀、守屋両氏の喚問要求へ 発言食い違いで民主 [ 11月26日 20時32分 ] 共同通信

 民主、共産両党は26日の参院財政金融委員会の理事懇談会で、防衛商社元専務との宴席に同席したとする守屋武昌前防衛事務次官の証言を額賀福志郎財務相が否定していることに関し、双方に事実を確認すべきだとして両氏の証人喚問を求めた。与党側は喚問に反対を表明して退席。峰崎直樹委員長(民主党)は証人喚問の議決ができるよう、あくまで全会一致を目指して与党側に呼び掛ける考えだ。


<額賀宴席問題>アリバイの写真、テープある 伊吹氏会見 [ 11月27日 12時57分 ]

 自民党の伊吹文明幹事長は27日午前の記者会見で、防衛専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者と額賀福志郎財務相の宴席同席問題について、党独自の調査内容を明らかにした。民主党が宴席があったと指摘した昨年12月4日夜の額賀氏の行動について、伊吹氏は「(家族と)ホテルで夕食をし、時間の入った集合写真を撮っている。その後の勉強会のやりとりもすべてテープにとっている」と述べ、「額賀氏が(宴席に)行く余裕はないというのが我々の心証だ」と強調した。同党の大島理森国対委員長が27日午後、詳細を発表する。【堀井恵里子】


額賀氏の同席「あり得ない」 自民が宴席問題で調査 [ 11月27日 16時38分 ] 共同通信

 自民党の大島国対委員長は27日午後、逮捕された防衛商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者らとの宴席に額賀財務相が同席したとされる問題で、全面的に否定する調査結果を公表した。民主党は、昨年12月4日夜に東京・日本橋で宴席が開かれ、宮崎容疑者や守屋前防衛事務次官らとともに額賀氏が同席したと主張しているが、大島氏は「列席したことはあり得ないと判断した」と強調した。
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by darkmind628 | 2007-11-27 15:36  

「使い捨て」と嘆くのは、依存心の裏返しだ。

「今さら何を言ってるの?」という印象だ。小泉サンは、当選直後の浮かれた新人議員達に向かって、再三、戒めと警告の言葉を発して来たはずだ。

そもそも、自民党の国会議員は、独自の「地盤」「看板」「カバン」を持ち、政治家として自立した自負を持つ者が集まっているのが特徴。票とカネを党にどれだけ上納できるかが党内基盤や力関係につながる。例を挙げれば、昔は田中角栄の集金力で一時代を築いたし、小泉サンの場合は集金力が無くても世間に風を吹かせて圧倒的な集票をしたから、強権的なリーダーシップが通用したのだ。

一方、地元基盤を築いた自民党議員にしてみれば、その円滑かつ安直な承継を考えると、自ずと家業化して2世、3世議員化するわけだ。そういう意味で、自身の「地盤」「看板」「カバン」が無く、カネも集票も党に依存する者は、自立した基盤を持つ他の自民党議員から存在を認められないのだ。「チルドレンを優遇しない」と言う自民党議員の本音は、まさにそういうことだろう。

「小泉チルドレン」と呼ばれる当選1回議員達が、「チルドレン」呼ばわりされたまま次の選挙で落選するのか、自立した政治家として強かに生き延びるかは、あくまで本人次第である。

筋論を言えば、何も自民党にしがみつかなくても良いのだ。いったん自民党を離れて無所属で再選する。「勝てば官軍」である。

そのうえで地元県連を乗っ取り、党執行部へ政策に関する自説の受け入れさせるのと引き換えに、自民党へ復党すれば良い。自民党執行部は、そういう力強い議員を大歓迎してくれることだろう。

志と現実的な力量を併せ持つ者は、とっくに再選に向けた準備を終えているはずである。今ごろ浅薄な仁義を振りかざして自民党執行部を相手に泣き叫ぶ者は、再選どころか自民党推薦も得られず、立候補さえ出来ずに失職する。

勝ち目が無くて諦めるなら、今さら虚しい愚痴を言わずに、サッサと転職活動に励む方が良い。小泉サン云々の問題でなく、それが自民党議員の現実だろう。


「刺客優遇しない」と菅氏 「小泉チルドレン」にチクリ [ 11月25日 20時45分 ] 共同通信

 自民党の菅義偉選対副委員長は25日夜、横浜で講演し、05年の衆院選で郵政造反組への“刺客”候補として擁立し「小泉チルドレン」と呼ばれる新人議員について、比例代表の上位にランクし事実上、当選を保証した優遇措置を次期衆院選では取らない考えを強調した。「政権選択のかかった大事な選挙で、そうした人たちを優遇する余裕はない」と述べた。同時に小選挙区での動きが鈍い新人議員を批判。


<小泉チルドレン>次期衆院選で逆風「我々は使い捨てか」 [ 11月26日 21時27分 ]

 衆院解散含みの政局をにらみ自民党が次期衆院選の公認調整を急ぐなか、05年の前回衆院選で初当選した「小泉チルドレン」の当選1回議員への逆風が強まっている。古賀誠、菅義偉の正副選対委員長コンビが「勝てる候補」を選考基準に掲げ「チルドレンを優遇しない」との方針を打ち出したからだ。比例単独で当選したチルドレンが前回同様の名簿上位に掲載されるか不透明なうえ、郵政造反復党組とぶつかる比例復活組も小選挙区での公認は厳しい状況。「我々は使い捨てか」と嘆く声も上がっている。 

 ◇比例単独優遇に壁

「次の衆院選でも(比例代表の)『女性枠』を設けた方が有権者の理解が得られる。特に猪口(邦子元少子化担当相)さんは前回、執行部からお願いした人だ」

 今月20日、東京都内のホテルであった猪口氏のパーティーで、チルドレンの「後見人」を自任する武部勤元幹事長は、次期衆院選での比例優遇を訴えた。前回選挙で、比例単独で当選した新人は14人。猪口氏は比例東京ブロックの名簿1位だったほか、北信越ブロックで長島忠美氏、近畿ブロックで近藤三津枝氏がそれぞれ名簿1位と優遇された。

 しかし、菅氏は25日の講演で「小泉チルドレンが今回も優遇されると思って選挙運動を行っているなら、大きな間違いだ」と強調。比例での優遇措置には否定的だ。

 前回の比例名簿順位が下位の当選者は、仮に比例単独が認められても当選はおぼつかない。選対幹部は小選挙区への転出を促しており、杉村太蔵氏(南関東ブロック35位)が北海道1区、鈴木馨祐氏(同34位)が神奈川7区で有力となっているほか、大塚拓氏(東京ブロック29位)は東京5区に意欲を示す。ただ、前回衆院選で大勝したあおりで空白区は残り15小選挙区しかない。前回、東京ブロック27位で滑り込んだ安井潤一郎氏は「我々を落として、従来の政治のプロと世襲議員だけに任せれば、自民党は国民から信頼されない」と処遇を求めるが、認められそうもない。

 ◇「刺客」にも危機感

 また、郵政民営化に造反、小選挙区で当選し復党した議員が比例代表で復活した「刺客」の当選1回組とぶつかる4小選挙区の公認調整も厳しい。復党組の野田聖子元郵政相と佐藤ゆかり氏が争う岐阜1区では23日、自民党岐阜市支部の会合が開かれ両氏が出席した。玉田和浩市連会長は「片方を殺して片方を生かすことはできない。(佐藤氏の転出を)党本部がするなら、1区で議席を守るのは難しい」と、党本部のトップダウンによる決定をけん制したが、実際には県連内の調整は困難とみられる。

 菅氏は4小選挙区について「どちらも自分が一番だと思っている。客観的な数字を示さないといけない」と、党独自の世論調査などを調整の基準とする考えを示唆。これまでの調査では知名度、組織力ともに勝る復党組優位の選挙区が多いという。「チルドレン」の一人は「若さや将来性を考慮して育ててほしい」と復党組の高齢批判を展開したり「現在の小選挙区支部長は前回公認された私だ」と筋論を訴えるなど懸命だが、前回、小選挙区を制した復党組は公認への自信を深めている。仮に分裂選挙になれば民主党が「漁夫の利」を得る展開も予想されるだけに、執行部も綱渡りの調整を強いられそうだ。【野口武則】
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by darkmind628 | 2007-11-27 14:51  

ナベツネに政治を動かされて、たまるか!

何が「さる人」だよ?児玉誉士夫じゃあるまいし、前時代的な黒幕を気取ってるんじゃねーよ。

オレはナベツネの「上から目線」の発言、立ち振る舞いが大嫌いだ。そういう態度を納得させるだけの尊敬すべき業績があるのか?オレは日経の「私の履歴書」に連載されたナベツネの自伝(自慢話)を読んでいるが、何も尊敬すべき話は無かった。せいぜい、コテコテの愛妻家で最期までベタベタだったという側面が人として憎めない程度だ。あとは、ただひたすら権力闘争を巧く泳いで有力政治家に取り入り、特ダネのスッパ抜きを連発させて来ただけの男じゃないか。全く野球経験がないクセに球団経営に口出しして、巨人と日本球界を寝腐れさせた張本人だし。

大連立の是非は敢えて触れないが、ナベツネだけには大連立の仲介をしてもらいたくない。

ネベツネは、憂国の士を気取っているようだが、モチベーションの本質は読売の商売と自分自身の立場だけだ。要は、特ダネをスッパ抜き、そういうニュースソースを握る事で自分を大きく見せて、周りからチヤホヤされながら社会的に優位な立場に居続けたいだけの、寂しがりなセコい男に過ぎない。

こんな爺さんに国政を動かされて、たまるか!


<小沢代表>「大連立」は2カ月前に仲介者から [ 11月08日 01時33分 ]

 民主党の小沢一郎代表は7日の記者会見で、福田康夫首相(自民党総裁)との党首会談について、約2カ月前に「さる人」とする仲介者から自民党との「大連立」を持ちかけられたことなど、経緯の一部を説明した。党首会談についてはどちらが先に連立構想を持ちかけたかで政府・与党、民主党で見解が食い違っているが、トップ会談でいきなり議題となったわけでないことを小沢氏が認めた形だ。
 小沢氏は「さる人」の名は明らかにしなかったが、自民党関係者は7日「最初に仲介したのは読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長兼主筆ではないか」と指摘した。
 小沢氏は政府・与党の関係者が「連立協議を主導したのは小沢氏」と指摘していることに改めて反論。「今まで私は、政治家同士で内々で話したことについては、一切外部に漏らしたことはない。しかしことがことなので申し上げる」と経緯を語った。
 小沢氏によると、約2カ月前に「さる人」から呼び出され、食事をともにしながら会談した際「お国のために大連立を」と持ちかけられた。小沢氏は「民主党は参院選で勝ち、衆院選も力を合わせて頑張ろうという雰囲気だ」との考えを示した上で「そういう話(大連立)は政権を担っている人(首相)が判断する話だ」と述べたという。これは、安倍晋三前首相が退陣表明した前後にあたる。
 さらに先月半ば以降「さる人」は小沢氏に改めて連絡を取り「首相もぜひそう(大連立)したいという考えだ」として、首相の「代理人」に会うよう要請した。小沢氏が指定された場所に向かうと、代理人は「首相もぜひ連立したいということだ」と発言。小沢氏が「あんたも本気か」と問うと「オレも本気だ」と答えたという。これは時期的に福田内閣発足後で、「首相の代理」は福田康夫首相の意を体した人物となる。小沢氏は「代理人」の名も明かさなかったが、森喜朗元首相、青木幹雄前参院議員会長、中川秀直自民党元幹事長らが大連立構想に賛同してきた。
 福田首相は連立協議の提案者について「互いにそういう気持ちが多少でもないと、そういうことにならん。あうんの呼吸」と説明している。小沢氏は改めて自らの「持ちかけ」を否定したが、党首会談で閣僚人事が協議されたかなどの質問にはこの日も答えず、依然として不透明だ。【竹島一登】


大連立影の「仕掛け人」 渡辺読売会長なのか [ 11月07日 19時33分 ]
J-CASTニュース

民主党の小沢一郎代表は突然の辞意表明から一転、正式に続投を表明した。この辞意表明のきっかけとなった首脳会談の「仕掛け人」だと言われているのが、読売新聞グループ本社の会長・主筆の渡辺恒雄氏だ。ここ数ヶ月の渡辺氏の言動を見ると、「大連立」への思いは、相当強いようなのだ。
社説で「大連立目指せ」との主張を強く展開
小沢代表は2007年11月7日、正式に辞意を撤回し、続投を表明。両院議員懇談会では、もう一度、この体にむち打って、次期衆院選に政治生命をかけて、全力で戦い抜く決意をした」などと述べ、「辞任騒動」に終止符を打ちたい考えだ。
この「騒動」の発端は、11月2日に行われた党首会談の席で、福田首相から小沢代表に「大連立」の提案があり、これを小沢代表が党に持ち帰るも受け入れられなかったことにある。この大連立構想の仕掛け人だとささやかれているのが、渡辺会長だ。
もっとも、渡辺会長自身は、「仕掛け人では?」という質問に対しては、
「野球のことは、おれは良く分からん。来年、また補強しないといけないね」(11月5日)
「新聞記者はね、君たちにそういうことを喋るもんじゃねーんだよ。職業が違う。そういうことは政治家に聞けよ」(11月6日)
と、一貫してはぐらかし続けている。だが、その直前の発言からは、大連立構想への思いがにじみ出ているのだ。
発言が行われたのは、11月4日朝にTBS系で放送された「時事放談」。渡辺氏の他には、同氏の数十年来の盟友とも言われる、中曽根康弘・元総理大臣がいた。いみじくも、収録は、党首会談が行われた11月2日だ。渡辺会長は、「仕掛け人説」については、相変わらず
「知りませんねぇ」
と、とぼけながらも、8月16日の読売新聞社説で「大連立目指せ」との主張を強く展開、賛否両論が寄せられたことを紹介した。その中で「(大連立は)もう1選挙やってから」という声があったとして、こう反論した。
「でも待ってたらどうするんですか。この1ヶ月で法律が1本も通らない。下手すりゃこの状況が6年ないし9年続くんですよ。日本は完全に潰れますね」
「(大連立は)早けりゃ早いほどいい。明日でもいいんですけど。年内にでも大連立政権を作ってですね、それで懸案を合理的に進めていく、と」
「主筆は政治家を動かしていい」と中曽根氏
中曽根氏も、同調。
「小沢さんがこの際思い切ってね、『小沢本質』を出してね。国家的本位。『国のためにやらざるを得ん』、そういう態度で例えば大連立に思い切って踏み切る、と」
2人は「半身不随」という言葉を何回も使って現状の停滞ぶりを指摘、早期の事態打開を訴えた。
さらに中曽根氏は、「渡辺会長仕掛け人説」を示唆さえしている。
「政治家を動かすということを主筆はやっていいんですよ。それが天下を動かすジャーナリストの力」
11月5日にも、
「渡辺さんは大連立を組もうという考えで私どもと一致して…。彼は行動派ですからね。福田さんや小沢さんと個々によく会って、意見を打診したり勧めたりしたことはあると思う。かなり早い段階で、こういうことがあったと思いますね」
と、相当早くから両党首の「橋渡し」をしていた可能性を指摘している。
「スポーツニッポン」が11月6日に関係者の話として伝えたところによると、渡辺会長は11月6日に都内のホテルで行われたパーティーで、党首会談でのやり取りを明かしたという。
「小沢さんはいささか裸の王様になっていた」
「せっかく(大連立の)話がまとまっていながら、党に持ち帰ったら、1人も賛同者がいなかった」


<大連立>鳩山幹事長も8月に「読売の渡辺主筆」から [ 11月08日 11時14分 ]

 民主党の小沢一郎代表が福田康夫首相との党首会談で議題になった大連立について「約2カ月前に仲介者と会談した」と明らかにした問題で、民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日午前、TBSのテレビ番組で「(仲介者は)読売新聞(グループ本社会長)の渡辺(恒雄)主筆ではないかと思っている」と述べた。
 しかし鳩山氏は「小沢氏に確かめたわけではない」とも述べた。また鳩山氏は同日、東京都内で記者団に対し、鳩山氏も8月21日に渡辺氏と会談し、大連立構想や中選挙区制度の復活を提案されたが、拒否したことを明らかにした。【大貫智子】


渡辺主筆の大連立「政治介入」 ネット上では批判目立つ [ 11月09日 17時37分 ] J-CASTニュース

「大連立構想」をめぐって、民主党の小沢一郎代表の「辞意・続投騒動劇」が波紋を呼んでいるが、「仕掛け人」とされる読売新聞本社会長・主筆の渡辺恒雄氏の動きについて「メディアが政治に介入していいのか」といった批判も相次いでいる。とりわけネット上では厳しい見方が目立つ。
「そんな宝塚みたいなこと言って」と吼える
各メディアが報じている「連立画策」の動きをまとめると、渡辺氏は、読売新聞の07年8月16日に「大連合のすすめ」の社説を執筆し掲載。この社説の掲載後、渡辺氏は民主党・鳩山由紀夫幹事長、小沢一郎代表らに「大連立」の話を持ちかけ、福田康夫首相と小沢代表の党首会談が実現し、あの民主党の「ドタバタ劇」に至ったとされている。
まさに渡辺氏は、「大連立」の「仕掛け人」として、福田首相周辺や民主党幹部に働きかけていたようだが、そもそも「中立性」を標榜する新聞の主筆が政治に介入するのは適切なのか、といった問題も浮上している。渡辺氏と50年来の盟友で、「連立画策」の事情を良く知る政治評論家の三宅久之氏は、2007年11月9日放送のテレビ朝日系情報番組「スーパーモーニング」に出演し、渡辺氏の「正当性」を主張している。
三宅氏は、番組の中で「メディアの政治介入」について問われると、
「建前論としては、『公正無私』だって言ってますけど、ある新聞は安倍さん(安倍前首相)を個人攻撃に至るまで叩いたじゃないですか。それはいいんですか!あるテレビ局は、野党が勝つように番組制作したと言って問題になったじゃないですか!みんな建前論では『公正無私』と言っているけど、みんなやりますよ、そんなの」
「政治家以外の人がね、政治にこうしたらいいだろ、ああしたらいいだろといことはいくらでもありますよ」
と政治にメディアなどが働きかけることは珍しいことではないとの持論を展開している。しかし、問題はメディアのトップが、実際に政治家のあいだに入って「連立」を画策したことにあるはず。この点をジャーナリストの大谷昭宏氏が指摘しようと、「そういう新聞社の政治部のあり方というのは・・・」と述べるや否や、
「そんな宝塚みたいなこと言っててね、政治なんて動くわけじゃないんですよ、あんた」
と一蹴した。三宅氏は、現状の"ねじれ国会"のなかで自民・民主両党の法案が今国会で1本も成立してない現状を「危機」と形容しながら次のようにも述べる。
「渡辺恒雄の心境としてみれば、こういう危機感を持ってやる人いれば、彼は何もそんなことやらなくていいんですよ。誰も危機感を持たないで、深みに嵌っていくのを放置して、これで日本は持つのかという、彼自身の危機感で彼は動いているわけであって、彼を責めるんだったら、国会議員が何故ポヤッてしてんだってことを言えばいいじゃないですか!」
三宅氏によれば、"ねじれ国会"で自民・民主両党の法案が今国会で1本も成立してない「危機」を本来なら国会議員が解消すべきであるが、それができていない現状が問題だといのだ。大谷氏は「民主党との協議のなかで、法案がひとつひとつ詰められて、できあがりつつある」と異論を唱えるが、これについても、
「実際に通常国会になると、予算は通りますよ。100本以上の法案が政府からだけでも出るんですよね。予算関連法案というのが。それについて理解の異なる者が一本一本(政策協議を)やっていくのは大変なことなんですね。だから、それはやはり大連立の中で事前協議をしてやっていくのが、もっと効率的になるというのは当然のことです」
と述べている。
「不適切だと思う」が93.1%
NHKディレクター出身で現在、上武大学大学院教授を務める池田信夫氏は11月8日自身のブログの中で、
「渡辺氏が話をもちかけたとすれば、読売の『小沢氏は真実を語れ』という記事は何なのか。現場が経緯を知らなかったとしても、主筆がそれを放置して、記者会見で読売の記者が『当社の報道を誹謗したのは許せない』などと質問するのは、小沢氏が怒るのも当たり前だ。今回の渡辺氏の行動は、取材者として一線を超えている。しかも、それを自社の記者にも隠しているとしたら、ジャーナリストとしての立場より自民党のエージェントとしての立場を優先したことになる」
と述べている。読売新聞主筆の立場よりも「政治家」としての立場を優先したとすれば、三宅氏の言うように「日本のために危機感を持ってやった」ということで正当化されるのか否か、意見が割れそうなところではある。
しかし、ネット上では圧倒的に「不適切」といった意見が多いようだ。ライブドアの世論調査「ナベツネの"政治介入"、問題ない?」では、「不適切だと思う」が93.1%で、「問題はないと思う」が4.13%だった(2007年11月9日夕方現在)。この世論調査のコメント欄には、「一党独占や大連立は間違い」「マスメディアの介入なんて言語道断」「政治に介入したければ議員になればいい」といった書き込みも相次いでいる。


大連立影の「仕掛け人」 渡辺読売会長なのか 2007/11/ 7

民主党の小沢一郎代表は突然の辞意表明から一転、正式に続投を表明した。この辞意表明のきっかけとなった首脳会談の「仕掛け人」だと言われているのが、読売新聞グループ本社の会長・主筆の渡辺恒雄氏だ。ここ数ヶ月の渡辺氏の言動を見ると、「大連立」への思いは、相当強いようなのだ。
社説で「大連立目指せ」との主張を強く展開
読売会長が「大連立」仕掛け人なのか 小沢代表は2007年11月7日、正式に辞意を撤回し、続投を表明。両院議員懇談会では、もう一度、この体にむち打って、次期衆院選に政治生命をかけて、全力で戦い抜く決意をした」などと述べ、「辞任騒動」に終止符を打ちたい考えだ。
この「騒動」の発端は、11月2日に行われた党首会談の席で、福田首相から小沢代表に「大連立」の提案があり、これを小沢代表が党に持ち帰るも受け入れられなかったことにある。この大連立構想の仕掛け人だとささやかれているのが、渡辺会長だ。
もっとも、渡辺会長自身は、「仕掛け人では?」という質問に対しては、
「野球のことは、おれは良く分からん。来年、また補強しないといけないね」(11月5日)
「新聞記者はね、君たちにそういうことを喋るもんじゃねーんだよ。職業が違う。そういうことは政治家に聞けよ」(11月6日)
と、一貫してはぐらかし続けている。だが、その直前の発言からは、大連立構想への思いがにじみ出ているのだ。
発言が行われたのは、11月4日朝にTBS系で放送された「時事放談」。渡辺氏の他には、同氏の数十年来の盟友とも言われる、中曽根康弘・元総理大臣がいた。いみじくも、収録は、党首会談が行われた11月2日だ。渡辺会長は、「仕掛け人説」については、相変わらず
「知りませんねぇ」
と、とぼけながらも、8月16日の読売新聞社説で「大連立目指せ」との主張を強く展開、賛否両論が寄せられたことを紹介した。その中で「(大連立は)もう1選挙やってから」という声があったとして、こう反論した。
「でも待ってたらどうするんですか。この1ヶ月で法律が1本も通らない。下手すりゃこの状況が6年ないし9年続くんですよ。日本は完全に潰れますね」
「(大連立は)早けりゃ早いほどいい。明日でもいいんですけど。年内にでも大連立政権を作ってですね、それで懸案を合理的に進めていく、と」
「主筆は政治家を動かしていい」と中曽根氏
中曽根氏も、同調。
「小沢さんがこの際思い切ってね、『小沢本質』を出してね。国家的本位。『国のためにやらざるを得ん』、そういう態度で例えば大連立に思い切って踏み切る、と」
2人は「半身不随」という言葉を何回も使って現状の停滞ぶりを指摘、早期の事態打開を訴えた。
さらに中曽根氏は、「渡辺会長仕掛け人説」を示唆さえしている。
「政治家を動かすということを主筆はやっていいんですよ。それが天下を動かすジャーナリストの力」
11月5日にも、
「渡辺さんは大連立を組もうという考えで私どもと一致して…。彼は行動派ですからね。福田さんや小沢さんと個々によく会って、意見を打診したり勧めたりしたことはあると思う。かなり早い段階で、こういうことがあったと思いますね」
と、相当早くから両党首の「橋渡し」をしていた可能性を指摘している。
「スポーツニッポン」が11月6日に関係者の話として伝えたところによると、渡辺会長は11月6日に都内のホテルで行われたパーティーで、党首会談でのやり取りを明かしたという。
「小沢さんはいささか裸の王様になっていた」
「せっかく(大連立の)話がまとまっていながら、党に持ち帰ったら、1人も賛同者がいなかった」
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by darkmind628 | 2007-11-08 10:39  

不器用でキレる小沢サンに国家元首の資質があるのか?

「不器用」で「プッツン」しただと?同じような釈明を自民党総裁が言ったら、ここぞとばかりに
野党は「首相の器じゃない」「資質が無い」と大合唱して、問責決議だか不信任だか知らないが、それこそアノ手コノ手でワッショイワッショイとスクラム組んで非難するんじゃないの?

民主党議員は小沢サンを慰留したにせよ、小沢サンがこういう発言をしたなら、与党に対するいつもの調子で小沢サンを「資質が無い。辞めろ!」と非難しろよ!どのみち民主党は本質的に自己矛盾しているんだよ。だから、何をやってもこういう展開になるのさ。「政権担当能力が無い」と世間に向かって言い放った小沢サンの発言は本音に決まってるじゃん?その通りだもんね。

かつて、「誰とでも寝る」と公言してはばからなかった小沢サンは、「超」リアリスト。一発ヤリ逃げか結婚詐欺狙いの汚い男が女性に「一生幸せにするよ」などと甘い事を言ってナンパするのと人間の本質は同じだよ。

小沢サンって人は、政権奪取までは国民に向かってカッコ良く調子の良い話をするかも知れないが、政権をとったら、利権の囲い込みに夢中になるよ。一方では公約を平気で反故にして今の与党よりもエグい政策を強行するに決まってる。

それが「旧い自民党」にいた、「オトナ」の政治家がやって来たことで、そういう政治家達の秘蔵っ子としてスクスク育った小沢サンにしてみりゃ、青臭い書生論を本気でウダウダ議論するヤツなんて「ガキ」なんだよ。それなのに、イイ歳こいて政権奪取を目前にした執行部連中が、いつまでもガチャガチャ青臭い事を言いながら、結局は小沢サンに何もかも甘えて来るんだから、歳とって来た小沢サンにしてみりゃ「いい加減にせい!」とキレて叫びたくもなるでしょ。

社民・共産どうした?自民党相手と同じ調子で大合唱しろよ!それにしても、与党は、こういう時に静観するんだから、オトナだよねぇ。


<小沢代表>「不器用で」「プッツンした」会見で弱さ訴える [ 11月08日 01時29分 ]

 「不器用で」「気力も途切れてプッツンした」。小沢一郎民主党代表が7日行った両院議員懇談会でのあいさつと代表留任会見では、これまでの小沢氏とは思えないような、自らの弱さを訴えるような言葉を並べた。党内からも批判がでる「説明不足体質」の小沢氏は、一連の騒動を経て変わるのか。
 「不器用で口べたな東北かたぎで」「いかにも不器用なやり方でした」
 午後4時半過ぎから民主党本部で始まった両院議員懇談会。小沢代表は壇上に立ち、同党議員を前に留任を決めた経緯を語り始めた。その中では2度、「不器用」の言葉を使った。
 党首会談からの行動について率直に説明不足だったことをわび、それを自分の資質の問題とした。そして、辞職願提出も「不器用」のなせる技とした。
 この場で仙谷由人衆院議員が発言を求め苦言を呈した。「小沢代表と議員団とのコミュニケーションが表層的になっているのではないか」。小沢氏はみけんにしわを寄せて目を閉じ、じっと下を向いて聞いていた。
 続いて行われた記者会見。記者から「けじめをつけるため辞めるとまで言ったのに、なぜ留任なのか」と問われた。
 「精神的にもかなり疲れていた」「(7月の参院選など)代表として張りつめた状態が続いた。頑張っていた。気力が途切れたというか、プッツンした」
 小沢氏はこう自らの弱さを訴えた。
 党員だけでなく、国民から「数百件のおしかりや激励」が事務所に届いたことを紹介し、「やってみるかと今日に至った」と話した。
 「どうぞ、どうぞ。そんなおっかない声出さないでよ」
 会見が始まって20分余り。司会者が会見を打ち切ろうとすると、「質問があります」と記者が次々に声をあげた。なおも会見を打ち切ろうとする司会者を小沢氏は制して笑顔を見せ、質問を促した。こわもての面影は消えた。しかし、この後に受けた質問は1人のみだった。【日下部聡】


小沢「続投」民主党の深刻 国民から「もう期待できない」 [ 11月08日 20時09分 ] J-CASTニュース

辞意表明から一転、「続投」を表明した民主党・小沢一郎代表だが、一連の「ドタバタ劇」で党内からも「イメージダウンは深刻」という声が上がっている。テレビのアンケートやネットの調査では、「民主党の今後に期待できない」という声が圧倒的だ。一連の騒動が民主党に「大ダメージ」を与えているのは明々白々といった状況だ。
「しこりが残っていないと言ったらウソになる」
小沢一郎代表は2007年11月8日、両院議員懇談会と記者会見で辞意を撤回し、党代表を続投すると正式に発表した。小沢代表は11月4日に、福田首相との党首会談をめぐり政治的混乱を招いていたとして辞意を表明していたばかり。小沢代表は懇談会で、
「私は今なお、不器用で口下手な東北かたぎのままであり、したがって説明不足になりがち。それが今回の混乱の一因になった」
と「辞意表明」の混乱を自分の「不器用さ」だったと弁明している。
さらに、記者会見では「辞意表明」の際に「けじめをつける」と発言したことについて質問され、「頑張っていた気力が、途切れ途切れというか、"プッツン"したというか、そういう精神状態だった」と答えている。どうやら、精神的な理由から「辞意」が先走ってしまったと言いたいかのようだ。
しかし、そうした釈明は、大混乱で振り回された民主党議員にとっても釈然としないものだったようだ。民主党・渡辺周衆院議員は、日本テレビ系番組「スッキリ!!」に出演し、小沢氏続投については理解を示しながらも、小沢氏の「東北かたぎで不器用」という発言に対し、「ああいう言い方は小沢さんのイメージとしてどうなのか」と批判。さらに「プッツンした精神状態だった」という釈明については、
「安倍さん(安倍前首相)は健康状態を持ち出したが、今度、小沢さんは精神状態をおっしゃられた。私的なことを政治家は理由にしてはいけないと思う」
と指摘した。さらに、渡辺議員は自身のホームページの中でも、
「あの小沢一郎氏が生き恥をさらす思いで発言を翻したのだから、終わったことは蒸し返さないが、辞意会見での発言の意味を重く受け止めながらも、しこりが残っていないと言ったらウソになる」
と党内の「しこり」についても言及。「この間の党のイメージダウンは深刻であり、『ともあれ、よかったよかった』ではすまない」と民主党の現状を不安視している。
「得をしたのは自民党」が55.68%
さらに、フジテレビ系「とくダネ!」は、小沢代表の続投表明後に民主党議員に対して実施したアンケートの中で、「辞意撤回など男の恥」「慰留をした執行部も国民を全く無視している」と小沢氏を猛批判した議員がいたことを紹介している。
民主党内にも小沢代表への不満が噴出している状態で、国民の不信感や不満はなおさらのようだ。
「スッキリ!!」が実施したアンケートでは、「民主党の今後に期待する?」という問いに、「はい」と答えたのは23人。一方、「いいえ」と答えたのは77人だった。さらに、「小沢代表は首相にふさわしい?」という問いには、78人が「いいえ」と答え、「はい」と答えたのは22人に止まった。
ビッグローブが実施したアンケートでは、「小沢代表の辞意撤回、納得できる?」との問いについて、2007年11月8日夕方現在で、「納得できない」とした人が48.5%で、「納得できる」とした人が38.8%(計227票)。小沢代表の辞意撤回について、「納得できない」という人が半数近かった。
ライブドアニュースの「今回の騒動で得をしたのは誰だと思いますか?」というアンケートでは、55.68%が「自民党」と答え、「民主党」と答えたのは、「小沢氏本人」の11.36%を下回る10.22%だった。このアンケートのコメント欄には、「ひどい茶番」「自作自演」といった小沢氏への冷ややかな書き込みもある。
テレビ朝日の番組では、ジャーナリストの伊藤洋一氏から「党をまとめられるのは結局小沢さんしかいなかったというのが出てきてしまった。これは大打撃」と評されているほか、民主党議員からも、否定的意見がよせられ、「(近々の)選挙については厳しい」という声も上がっており、「小沢辞任・続投劇」によるイメージダウンは深刻のようだ。


<大連立>「心配と迷惑を…」民主が社民、国民新におわび [ 11月09日 18時37分 ]

 自民党と民主党の大連立構想がひとまず沈静化した永田町では9日、自民、民主それぞれが協力関係にある党との関係修復に努めた。
 福田康夫首相は同日昼、公明党の太田昭宏代表と昼食を交えて懇談した。首相は頓挫した「大連立構想」も含め、民主党の小沢一郎代表との党首会談について改めて説明したうえで「連立より(自公の)同盟の方が強いですから」と述べ、自公連立を堅持する姿勢を強調した。今後も月1回以上の懇談を定例化する。
 首相は同日午後に成立した改正被災者生活再建支援法について「まず第1号だ。きちっと話し合っていけば法律は成立できる」と述べ、引き続き民主党に協議を呼びかけていく考えを示した。首相と太田氏は8日も国会の会期延長を巡って会談しており、2日連続の党首会談となる。公明党は10日に東京都内で全国代表者会議を予定しており、同党幹部は「大連立構想浮上の後だけに、自公連携の良いアピールになった」と話した。
 民主、社民、国民新の野党3党の幹事長は9日午前、東京都内のホテルで会談した。民主党の鳩山由紀夫幹事長は「大連立構想」について「心配と迷惑をかけたことをおわびしたい。民主党の役員会で否定されており、自民党との連立やそれを前提にした政策協議は全く考えていない」と釈明した。
 社民党の又市征治幹事長は「小沢代表は突然また話を持ち出すのではないか」と懸念を表明。国民新党の亀井久興幹事長も「我々が分からないので国民はもっと分からない。目に見える中で堂々とやることが大事だ」と苦言を呈した。【西田進一郎、大貫智子】
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by darkmind628 | 2007-11-08 10:04  

茶番劇だが現実的だ。

先のエントリーを書き終えた直後に想像通りの展開となった。せいぜい与党と政策協議をして直面する状況に現実的な対応をして欲しい。小泉人気に便乗して増長した自民党に歯止めをかけたのだから、民主党は民主主義の使者として機能した。

だが、そこまでが民主党の限界だ。

今後の政策協議は民主党の首を絞めることになるだろうが、それは仕方のないことだ。何しろ、民主党は出身と立場が異なる人たちの寄り合い所帯である以上、当事者能力を発揮するために現実的な判断をすればするほど、自己矛盾するのだから。


小沢代表が一転続投 「恥さらすが頑張る」 [ 11月06日 21時32分 ] 共同通信

 自民党との連立協議をめぐる混乱の責任を取り辞任表明した民主党の小沢一郎代表は6日夜、党幹部からの辞任撤回要請を受け、一転、代表にとどまる意向を固めた。小沢氏と会談した鳩山由紀夫幹事長は、小沢氏が「恥をさらすようだが、ぜひもう一度頑張りたい」と述べ続投の意向を示したことを明らかにした。自民党との連立はしないとする事実上の条件付きを小沢氏が受け入れたものとみられる。


<民主・小沢代表>辞意撤回「もう一度頑張りたい」 [ 11月06日 21時10分 ]

 民主党の小沢一郎代表は6日夜、鳩山由紀夫幹事長らに対し、辞意を撤回することを伝えた。鳩山氏らが続投を求める意見が党内の大勢を占めていることを伝え、改めて翻意を促したところ、小沢氏は「恥をさらすようだが皆さんの意向を受けて、ぜひもう一度頑張りたい」と慰留を受け入れる考えを表明した。4日から続いた小沢氏の辞意をめぐる混乱はひとまず決着がついた。ただ、党内には小沢氏への批判も強まっており求心力低下は必至。民主党が受けた痛手は大きく、当面の政局は与党主導が強まるとみられる。
 民主党は6日午前の常任幹事会で小沢氏に慰留を求める方針を全会一致で決定。さらに同日午後には当選回数別の会合を開き、所属議員から意見聴取し、慰留方針は大筋で容認された。
 これを受け、鳩山氏と菅直人代表代行、輿石東参院議員会長が同日夜、国会近くの小沢氏の個人事務所を訪問。常任幹事会の決定と当選回数別会合の議論を小沢氏に伝え、辞意の撤回を要請した。小沢氏はこれを受け入れ、7日午後に開かれる両院議員懇談会に出席し、辞意撤回を正式に表明する考えを示した。
 岡田克也元代表は常任幹事会終了後、記者団に「小沢さんが残ることはリーダーの責任だ。しっかり党を立て直す責任がある」と語り、慰留は所属議員の総意であることを強調した。
 ただ、当選回数別会合では「小沢代表は言葉が過ぎたかもしれないが、もう一度、小沢代表のもとで頑張ろう」との意見が多く出される一方で、「小沢代表に『政権担当能力がない』とまで言われて一緒にやっていくことは難しい」といった不満も続出。中には「慰留の必要はない」という反発の声も上がっており、代表職にとどまった小沢氏の党運営が厳しいものになることをうかがわせた。
 鳩山氏は当選回数別会合で、小沢氏が進めた自民党との大連立構想や辞任表明会見での発言について「小沢氏が代表を続けると決意すれば、両院議員総会などで説明することからスタートすべきではないかと伝えたい」と理解を求めた。
 当選回数別の会合に先立ち、羽田孜元首相、渡部恒三前最高顧問、石井一副代表がJR東京駅近くのホテルに小沢氏を訪ね、辞意撤回を求めた。この際、小沢氏は当選回数別の会合の結果を踏まえて判断する考えを示していた。
 鳩山氏らは5日も小沢氏と会い、慰留したが、小沢氏は「4日に辞表を出したばかりだ。心の整理の時間がいるので待ってほしい」と述べ、回答を保留していた。【川上克己】


代表続投で、対立表面化も 民主、午後に両院議員懇談会  [ 11月07日 09時55分 ] 共同通信

 民主党の小沢一郎代表は7日午後、党本部で両院議員懇談会を開催。辞意を撤回した理由を説明し、今後の党運営に関する方針を表明する。党内は基本的には小沢氏続投を歓迎する方向だが、小沢氏が2日の党役員会で提示した自民党との政策協議を断念したのか不明確なままだ。「大連立」か、あくまで総選挙での政権奪取か。両院議員懇談会では「路線対立」が表面化する可能性もある。


<小沢代表>続投を正式表明し陳謝 民主党両院議員懇談会で [ 11月07日 17時15分 ]

 民主党の小沢一郎代表は7日夕、東京・永田町の党本部で開かれた両院議員懇談会で「この体にもう一度むちを入れ、政治生命をかけ次期衆院選を全力で戦い抜く決意をした」と述べ、辞意を撤回して続投する意向を正式に表明した。福田康夫首相との党首会談をめぐる混乱については「国民、支持者、党員、同僚議員に迷惑をかけたことを心よりおわびする」と陳謝した。


<小沢代表>辞意撤回し続投 「連立考えず総選挙がんばる」 [ 11月07日 21時29分 ]

 民主党の小沢一郎代表は7日、党本部で開かれた全議員による両院議員懇談会に出席し、「この体にもう一度ムチを入れ、次期衆院選に政治生命のすべてをかけて全力で戦い抜く」と述べ、正式に辞意撤回を表明、続投が了承された。小沢氏は記者会見で、福田康夫首相との党首会談で実現に動いた自民党との大連立構想に関し「連立は考えに入れず、ただひたすら総選挙でがんばる」と明言した。今後、首相との党首会談には原則応じない考えを示した。
 懇談会で小沢氏は今回の混乱について「国民、党員、議員に多大のご迷惑をかけたことをおわびする」と謝罪。
 記者会見では、問題の発端になった党首会談に関し「(今後は)明確に内容を役員会で検討してもらい、応じないか決める。基本的にはやることにはならない」と語った。大連立構想が浮上した経緯に関しては、約2カ月前に「さる人」から働きかけがあり、先月、その人物から「首相もそうした考えだ」との連絡があったと説明した。首相の代理役の別の人物に会い、連立の意向を確認したうえで、党首会談にのぞんだという。仲介役が連立構想に積極的な渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長兼主筆かどうかを問われたが「私の口からは言えない」と述べるにとどめた。
 辞意を表明した4日の記者会見で、民主党の「力量不足」を指摘し、政権担当能力に疑問を示したことに関しては「まだ自民党に選挙で絶対勝てるところに至っていないことを言ったつもりだ」と釈明。国会の焦点になっている新テロ対策特別措置法案への対応では「考え方が基本的に違うので足して2で割る手法は通じない」と述べ、根本的な修正がない限り反対する考えを改めて示した。
 ◇メディア批判「一部を撤回」
 一方、小沢氏から大連立構想を持ちかけたとの一部報道を4日の記者会見で「中傷報道」と批判したことに関しては、「私が積極的、主体的に連立の話をしたかのような報道は、事実に反することで撤回する意思はないが、その他について私の言葉、言い回しが過ぎていたなら、その部分を撤回する」と明言。今後のメディア対応についても「誤解を与えているとすれば反省し、できる限り分かりやすく丁寧に、いろんな場面に応じていきたい」と語った。【須藤孝】
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by darkmind628 | 2007-11-06 22:10  

同床異夢の寄り合い所帯「民主党」の限界。

前から何度も指摘して来たが、民主党はザックリ言って、「旧社会党」「労働団体」「市民団体」といった「アンチ自民党」、そして「旧い自民党」で総裁になれなかった「政局荒らし」の寄り合い所帯。元々イデオロギーが違うと言えるほど政治信条や立場が違うのに、ここまで民主党が団結できたのは、「政権奪取」の「目標」が、事実上の党の「目的」であったからだ。

マニフェストと称して「耳心地の良い政策」を掲げながら、自民党のオウンゴールに乗じて反対票を集めることは出来ても、「寄り合い所帯」に現実の泥臭い国政に対する当事者能力が無いことは明らかだ。

何故ならば、当事者になれば目前に直面する諸問題に対する現実的な判断が求められるわけで、そうなれば自ずと「耳心地の良い政策」が自己矛盾を来たして来るからだ。「国民の理解を得られない」「公約違反だ」と党内外で騒ぎになり、党運営が混乱するのは間違いない。このまま政権をとれば、移り気な世論調査結果に迎合して迷走する衆愚政治に陥り、最終的には世論に「失望した」と言われハシゴを外されて選挙で大敗するのがオチだ。

そんな中で、小沢サンは、あくまで「政局」と「選挙」に強い「政治屋」だ。田中角栄を象徴とする「旧い自民党」の金権政治屋が最も軽蔑していたのは「政策」らしいが、金権政治屋の愛弟子・懐刀として、そういうリアリズムを最も色濃く受け継いだ政治屋が小沢サンだ。青臭い民主党の政策論議に距離を置き、ひたすら地方を回って組織票固めにいそしんでいたのもうなずける。

だから、政治の裏方として国会運営をはじめ政局と選挙では懸命に動くものの、政策を実現させる当事者にならないのだ。高邁な政治的な主張は言うものの、何だかんだと言っては政策を実施する当事者として矢面に立たず、裏方に回ろうとする。そんな小沢サンに政策を語らせて、本来の政治家の本業をさせること自体に無理があるのだ。そして、本人も己の限界を知っている。小沢サンの「政治的主張」にリアリティが無いことを、超リアリストな本人がいちばん良く知っているからだ。すなわち、最初から自分の主張が、その通りに実現するわけないと思っているのだ。

だからこそ、矢面に立たされそうになると「主張通りにならない」と逆ギレしたように装い、党を壊して再編しようと動く。これを延々と繰り返すのが、小沢サンの政治屋稼業の本質である。

小沢サンは、民主党執行部の慰留に揺れているのではない。揺れるとすれば、それは自分自身の当事者意識と当事者能力の限界に対する葛藤だ。だが、実は直面している国会運営で道筋をつけるために、福田サンと競演した大芝居に過ぎないと思う。ねじれ国会がこのまま空転し続けたときに、日本がどれほどのダメージを被るかという恐ろしさと党利の狭間に震え、これらの両立を狙って芝居を打つしか無かったのだ。そういう意味で、小沢サンには国政に対する責任感があったと受け止める。

慰留を受けて翻意し代表に留まり自民党との政策協議に入れば、この茶番劇の一幕が終わる。

何しろ、小沢サンは「超」リアリストなのだ。


<小沢代表辞意>すがる執行部 揺れる小沢氏 [ 11月06日 02時05分 ]

 小沢一郎代表の辞意表明で激震に見舞われた民主党で5日、あくまで慰留にこだわる執行部と、軟化の兆しをみせる小沢氏の間で妥協を探る動きが続いた。「政権担当能力がない」と党首から批判されながら、党の分裂回避に向け小沢氏懐柔に走る執行部。一方、連立協議への参加に必ずしもこだわらない姿勢を示したという小沢氏。展開次第では「自作自演」(民主党議員)とすら言われかねない有権者不在の迷走劇に、党内の混乱は拡大する一方だ。【須藤孝、田中成之】 
 ◆「壊し屋」の離党恐れ
 「小沢(一郎)代表をなんとか慰留したい。役員会の皆さんも了解していただきたい」――。5日の役員会。鳩山由紀夫幹事長が切り出すと菅直人代表代行が「選挙も(小沢氏のもとで)がんばらないといけない」と加勢した。「一回辞めたと言ったのに戻ることを国民にどう説明するのか」との意見も出たが、慰留で一致した。5日夜、東京都内であった菅氏のグループの会合でも、菅氏が「みんなで応援すればやってくれる」と発言。小沢氏を慰留することで一致した。
 4日の記者会見で民主党を「政権担当能力が本当にあるのか、あらゆる面でまだ今一歩」と酷評した小沢氏に、執行部がかくもしがみつくのは、「壊し屋」という定評がある小沢氏が引き起こす混乱を恐れたためだ。
 党内ではすでに「小沢離党」による党分裂を想定した「参院から9人」「もしかしたら20人」との憶測が飛び交う。小沢氏が記者会見で民主党を激しく批判したことも「離党する布石」とも受け取られている。
 若手衆院議員は「小沢さんは今、離党する大義名分を探しているのではないか。こちらは慰留に努めて大義名分を与えないようにすれば、自然に静まるのではないか」と期待する。
 小沢氏が辞任した場合の後継代表問題が単純でないことも影響している。岡田克也元代表らの名が出ているが「選挙の顔」として小沢氏に匹敵するか不安がつきまとう。特に菅、鳩山両氏は「トロイカ体制」を組んできた小沢氏と連携してきただけに、小沢氏が代表を去れば立場は厳しい。菅氏が暫定的に代表職を代行する案も党内にはあるが、新テロ対策特別措置法案の処理問題を控える今国会を党首不在で乗り切れるかは疑問視されている。
 小沢氏は新進党党首だった97年末に自ら新進党を解党に導いた。菅氏は以前から周囲に「民主党で一番怖い政治家は『小沢一郎』だ。しかし代表に据えておけば飛び出さない」と小沢氏の封じ込め戦略を語っていた。そのためにも代表に「縛り付けておく」必要があるという考えだ。党幹部は5日夜、小沢氏の慰留を確認する両院議員総会も検討する考えも示した。
 ◆「連立」主張から軟化
 5日午前、菅直人代表代行と会談した小沢一郎代表は「自分は連立にこだわったわけではない」と述べ、4日の記者会見で「あえて政権の一翼を担う」とした主張をトーンダウンした。連立への入り口としてこだわった「政策協議」にも触れなかったという。
 連立政権の意義を強調した4日の辞意会見とは裏腹に、この日は軟化のシグナルを示した小沢氏。自ら「不信任に等しい」と不満を示した役員会が一致して慰留を求め、小沢氏と距離を置く前原誠司前代表や岡田克也元代表らが参加する副代表会議でも同じ結論になり、最低限のメンツは立った。「心の整理」を理由に辞意撤回の要請を保留したことも「党の9割が慰留する形」(小沢氏に近い党幹部)を作り、党内に「待望論」を作ることで、大連立構想で強い反発を受けた失態を取り返す狙いとの見方が広がっている。安全保障などで自民との政策協議を開始すれば、事実上の連立協議に発展する可能性もある。
 ただ、小沢氏と距離を置く党幹部は5日「小沢さんは頭に血が上っていたが、落ち着いて状況が分かってきたんだろう」と分析する。
 執行部は小沢氏離党による党分裂を極端に警戒するが、自民党など与党には、むしろ冷ややかな空気が漂う。参院の現有勢力では自公両党の与党勢力は105議席で、過半数の122議席を確保するためにはあと17議席が必要。国民新党や新党日本と統一会派を組む民主党会派は119議席だが、小沢氏が離党したとしてカギとなる参院で小沢氏と行動を共にする参院議員は「10人を切る」という見方が大勢で、17人以上引き抜けるとの見方は少ない。大連立構想のパートナーの福田康夫首相も「今までの話は一応終わった」と突き放した。
 2大政党の党首という、またとない機会を失えば、再び政権に挑戦する機会が来るとは限らない。今回の大連立による「政権乗り込み」構想も、民主党の力を背景にして初めて可能な構想だ。
 とはいえ、あそこまで公言した辞意を撤回することは、小沢氏にとってもハードルは高い。このため、仮に翻意する場合はなお日数が必要との見方もある。
 ◆中堅・若手に動揺
 「このまま留任したら、茶番だ。世論の理解を得られない」
 大連立構想を役員会で否定され、辞意表明までした小沢一郎代表を慰留しようと奔走する党幹部を横目に中堅・若手議員からはこんな声が噴き出し始めている。中堅議員の一人は「辞めるといった人に、辞めないでとすがりついたら、個人崇拝のあやしい党だと思われても仕方ない」と嘆いた。執行部の慰留工作を洞窟(どうくつ)に隠れた天照大神を呼び戻す日本神話「天の岩戸」にたとえる議員までおり、混迷の度合いは深まっている。
 小沢氏が4日の記者会見で「力量不足」「次期衆院選勝利は大変厳しい」とこきおろしたことも反発を招いている。5日の左派系グループ「リベラルの会」では「自分の党を『力量不足』と言った代表にはついていけない。慰留して戻ってもらっても困る」との意見が出た。小沢氏支持の多い旧民社系グループでも「我々には『水面下の交渉はだめだ』と言っておきながら、自分は究極の水面下(の交渉)をやった」などの批判が相次いだ。
 執行部は小沢氏の慰留に躍起だが、菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長らの真剣な姿が映されるたび、中堅・若手議員らは「支持者から、他に人材がいないのかと思われ、党のマイナスイメージが広がる。地元の有権者にも説明のしようがない」と気をもんでいる。


鳩山氏が再度続投を要請 小沢氏、辞意撤回の見方も [ 11月06日 19時37分 ] 共同通信

 民主党は6日、党本部で当選回数別に所属国会議員の懇談会を開き、辞任表明した小沢一郎代表について、自民党との連立はしないとの事実上の条件付きで慰留する方針を確認した。鳩山由紀夫幹事長らが同日夜に小沢氏と会い、党内情勢を伝え、あらためて辞任撤回を要請した。小沢氏が諾否を回答するかは流動的だが、最終的には要請を受け入れるとの見方も出ている。


国連決議条件に給油活動 民主党がアフガン支援対案 [ 11月06日 20時20分 ] 共同通信

 民主党は6日、インド洋での海上自衛隊の給油活動に代わる対アフガニスタン支援策の骨子をまとめた。給油も含めたインド洋での海上阻止活動に関し、国連決議に基づく国連の活動であれば参加を検討。国連改革として「国連緊急平和部隊」設立に日本が主導的役割を果たすことも盛り込んだ。給油活動参加に含みを持たせたことで、政府与党との歩み寄りの可能性も出てきた。


連立「望ましくない」56% 過半数が民主党の拒否を評価 [ 11月06日 17時32分 ] 共同通信

 福田首相と民主党の小沢代表の党首会談で「大連立構想」が持ち上がったことなどに関し、共同通信が5、6両日に緊急全国電話世論調査を実施した結果、連立政権構想について、「望ましくない」が56・4%を占め、「望ましい」の25・8%を大きく上回った。民主党が連立提案を拒否したことに関して「受け入れなくてよかった」が55・9%と半数を超え、世論は連立構想に否定的なことが明らかになった。
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by darkmind628 | 2007-11-06 20:58