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前原サンが勝ち馬で無くなれば、体よく逃げ出すのは当然だ。

鳩山サンと野田サンにしてみれば、前原サンが勝ち馬なら、その中枢スタッフであれば自分のキャリアアップにつながるから得になるので付き合って来ただけのこと。前原サンと一緒に沈没したいとは思ってない、ということだ。前原サンは、薄っぺらな親分気分で永田サンという兵隊一人を救おうとして、自分の党内基盤を支える人達に逃げられてしまった。これで前原サンは完全に失脚濃厚だ。
この程度の展開も読み切れなかったのか、もしくは、力学を知っていながら敢えて選択したのか、オレが知る由もないが、どっちにしろ前原サンは、お人好しだ。
この局面で前原サンが生き残りたかったら、最初から永田サンを「執行部が関与しない所でスタンドプレーでやった」というシナリオに仕立て上げて、最初の段階で斬首にするしかなかった。政治家が野心をもって政権をとろうとするなら、その程度の事は何事も無かったように微笑みながら軽くやらないと?それが出来ないなら資質が無いということだ。
まぁ、最初からガセのメールにはしゃがなければ良かったわけで、痛恨のメールだった。

それこそ、前原サンの一派はやり直しが利く歳なのだから、「すいません!稚拙でした!世の中のことを勉強し直して出直して来ます!」と爽やかに土下座して、執行部全員で辞めてしまうのも良い。言い方一つ、態度一つで、周りの受け止め方が両極端に違うだろうが、それが許される歳である。それが出来ずに今の調子でツッパリ続けるなら、将来の復活の機会すら閉ざされてしまうだろう。偏差値の高い人が自分の軽率なミスを素直に認められず、自爆するだけでなく墓穴まで掘ってしまうのは哀れなものだ。


鳩山、野田両氏が辞意 前原代表に大打撃 [ 02月28日 12時13分 ] 共同通信
Excite エキサイト : 政治ニュース

 民主党の鳩山由紀夫幹事長と野田佳彦国対委員長は28日午前の役員懇談会で、ライブドアの送金指示メール問題でメールの信ぴょう性を立証できなかった責任を取りそれぞれ辞任する意向を示した。しかし前原誠司代表は慰留し、最終結論を午後の役員会に持ち越した。
 これに関連し、党幹部は最終的には、国会対策の責任者である野田氏の辞任にとどまるとの見方を示した。衆院予算委員会でメール問題を取り上げた永田寿康氏は議員にとどまる。同問題が党中枢の引責問題に発展する可能性が強まり、衆院選惨敗からの党再生を目指してきた前原氏の求心力低下は避けられず大きな打撃となりそうだ。

by darkmind628 | 2006-02-28 13:02  

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